ボードゲームって子どものころとか特に遊びませんでしたか??
双六とかって面白くてけっこう夢中になってやっちゃうんですよね^_^
そんな楽しいボードゲームが超危険なゲームに変貌したら・・・
一体どうなるんでしょう?
今回はこちらの映画をご紹介します!
映画【ジュマンジ】
偶然見つけた不思議なボードゲームを始めてしまったがために、大変なことに巻き込まれていく4人の登場人物たち・・・
どうやって乗り越えて行くのか、そして結末は?
ハラハラドキドキを楽しみたい方、そしてファミリーでも、もちろん一人でもめちゃくちゃ楽しめる作品です。
見るとボードゲームをやりたくなる
【ジュマンジ】の作品情報
引用元:「ソニー・ピクチャーズ公式」より
作品紹介
- 公開時期:1995年
- 製作国:アメリカ
- 日本公開時期:1996年3月20日
- 時間:104分
- ジャンル:アドベンチャー、ファンタジー、ファミリー
- 監督:ジョー・ジョンストン
クリス・ヴァン・オールズバーグの同名の絵本を原作としたハラハラ、ドキドキのアドベンチャー作品!!
止まったマス目に書いてあることが現実に起こる、不思議なボードゲームを始めてしまった主人公の少年「アラン」と友達の少女「サラ」。
それから26年後、「ジュディ」と「ピーター」の姉弟がゲームメンバーに加わり4人の超危険なゲーム攻略が始まった・・・!
当時としては最先端だった3DCG技術をふんだんに使用したことでも注目されました。
また、これから続く「ジュマンジシリーズ」に第一作目でもあります。
【ジュマンジ】の登場人物&キャスト
引用元:「ソニー・ピクチャーズ公式」より
アラン・パリシュ(ロビン・ウィリアムズ)
裕福な家の子どもで気弱ないじめられっ子の少年。
「ジュマンジ」という危険がゲームを始めたばかりに、ジャングルに閉じ込められてしまう。
26年後、ゲームの再開とともに現代社会に舞い戻る。
主人公アランを演じたのはロビン・ウィリアムズです。
彼は、アメリカで俳優としてだけではなくコメディアンとしても活躍した方です。
代表作【グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち】でアカデミー助演男優賞を授与されました。
その他にも【ミセス・ダウト】や【ナイトミュージアム】シリーズなど代表作は多数です。
ディズニー映画【アラジン】のジーニー役の声優も彼が務めました。
サミュエル・アラン・パリシュ/ヴァン・ペルト(ジョナサン・ハイド)
靴工場を経営する、厳しくも息子を愛する父親サミュエル。
ジャングルで出会ったアランを執拗に狙う冷酷非道なハンター、ヴァン・ペルト。
一人二役を演じたのがジョナサン・ハイドです。
イギリスの舞台や映画、ドラマなどで活躍しているオーストラリア出身のイギリスの俳優です。
映画【タイタニック】にも出演しています。
ジュディ・シェパード(キルスティン・ダンスト)
嘘が上手で少しひねくれ者のピーターの姉。
両親が亡くなり、引き取られた叔母の屋敷から「ジュマンジ」を見つけ、新たに姉弟でゲームに加わることになってしまう。
ジュディを演じたのはキルスティン・ダンストです。
子役時代からキャリアを重ねて、今でも活躍しているアメリカの女優さんです。
代表作に【マリー・アントワネット】や【スパイダーマン】シリーズでヒロインを演じました。
ちなみに、ジブリ映画【魔女の宅急便】のキキの英語版吹き替えも彼女が演じています。
その他登場人物
ピーター・シェパード(ブラッドリー・ピアース)・・・ジュディの弟。内気だが勇敢な面も見せる。
サラ・ウィットル(ボニー・ハント)・・・ヒロイン。ゲームに巻き込まれ不幸な人生を送っていた。
カール・ベントレー(デヴィット・アラン・グリア)・・・元靴工場の工員。警察官になった。
あらすじ
1869年、深夜の町はずれの森に少年2人が木箱を地面に埋めて立ち去っていきました。
それから100年後の1969年。
いじめられっ子の少年アランは工事現場で太鼓の音に引き寄せられ、「ジュマンジ」という名のボードゲームを見つけると、それを家に持ち帰ります。
その夜、父親と口喧嘩をしたアラン。
家出をしようとしていた所に、友達のサラが自転車を返しにやってきます。
アランとサラは、2人でゲームを始めることに。
しかし、それはマス目に書いてあることが現実に起こる超危険なゲームだったのです。
ゲームによってアランはジャングルに閉じ込められ、サラは現れたコウモリに追われながらパリシュ邸を後にします・・・。
それから26年後の1995年。
空き家になっていたパリシュ邸に、ジュディとピーターの姉弟とその叔母が引っ越してきます。
屋敷の中で太鼓の音を耳にした姉弟は、「ジュマンジ」というボードゲームを見つけました。
新たな駒でゲームを始めてしまった姉弟でしたが、そのせいで巨大な蚊やサル、ライオンなど危険な生き物たちが次々と出現してしまいます。
しかし、この姉弟がゲームを始めたことで26年間ジャングルに閉じ込められていたアランもようやく現実世界へ帰還します。
「誰かがあがって『ジュマンジ』と唱えれば何もかも消える」
ゲームの注意書きを読んだジュディはさっさとゲームを終わらせようとしますが、サイコロを振っても駒は動きません。
ゲームには参加しないと言っていたアランですが、このゲームが26年前の続きであること、そして自分もまたゲームに参加しなければならないことを悟ります。
そしてもう1人の参加者であり、嫌がるサラを渋々説得させると4人はゴールを目指し超危険なゲーム「ジュマンジ」を始めるのですが・・・。
【ジュマンジ】の感想 ※ネタバレあり
引用元:「ソニー・ピクチャーズ公式」より
超危険なゲームにハラハラドキドキが止まらない!!
なんといっても一番の醍醐味は超危険で不思議なゲーム「ジュマンジ」です。
この「ジュマンジ」を中心に物語が進んでいくのですが、もう次から次へと何が現れるのやら何が起こるのやら予想が出来ません!!
なにより、序盤でアランがゲームの中に吸い込まれて26年間ジャングルから戻ってこれないって・・・
子どもながらに若干のトラウマになりました(笑)
巨大な蚊やサル、ライオンからはじまり巨大食虫植物に冷酷非道なクレイジーハンター、サイや象などのサバンナの動物たちが突進ししながら現れ、町を大暴走!
大洪水でワニも現れ、最後には大地震でパリシュ邸は真っ二つに!
次々に起こる試練に、見ているこちらも常にハラハラしっぱなし。最初から最後まで飽きることはありません。
そして、その試練を4人がどうやって切り抜けていくのかも見所ですね。
特に弟のピーターは始めは気弱な少年といった感じだったのに、物語が進むにつれて行動的になり勇敢なところを見せてくれます。
試練を乗り越えて行くことで、アランとサラもいい感じに^^
こんだけ色々巻き起こって、最後はいったいどうなるかと思いきやアランのあがりの一言
「ジュマンジ」
それで本当にすべてが消えました。
恐ろしい生き物たちもめちゃくちゃになった町も邸宅もヴァン・ペルトも何もかも。
26年前のゲームを始めたまさにその時に時間は戻り、何もかも元通りとなります。
本当に本当にあの恐ろしいゲームは終わったのだと、アランもサラも見ているこちらも実感してホッとするようなどこか寂しいような・・・。
あれだけの事が巻き起こった後に、一番初めに戻るってすごく感慨深い気持ちになりました。
何より、その直後に現れたアランのお父さん。
全てを知っているからこそ、アランの「僕にはもっと長かった」というセリフが胸に刺さります。
ラストの父と息子の場面がなんだかんだで、一番印象に残っています。
むしろ、このシーンのために今までの事は起こったのではないかとさえ私は思えました。
父と息子の絆の物語
「ジュマンジ」というゲームを通して、さまざまな試練が降りかかってきます。
最初、アランは大きな靴工場を経営している厳格な父親に対して反抗的でした。
しかしジャングルに閉じ込められ、戻ってきた時には両親を失っていたと同時に自分が父親にどれほど愛されていたのかを初めて思い知ります。
そして、ピーターに思わず言ったセリフが父親にそっくりだったことや、最後のヴァン・ペルトに言ったセリフからアランの中に父親という存在が確かに大きく根付いているのが見えました。
誰かに心にもないことを言ってしまったり、相手の真意を読み取れず反抗するようなことを言ってしまったりすることは、きっと誰にでもあることだと思います。
本来なら取り返しのつかないことかもしれません。
しかし、この映画の中ではアランは試練を乗り越えてゲームをクリアしたことで全てを元に戻し、父親との和解のチャンスを得ることが出来ました。
誰にでも経験があることであり、取り返しのつかない事もたくさんあるからこそ、父親と息子の最後のシーンは出来すぎかもしれませんが、見ていて本当に本当に良かった・・・!と思えるシーンでした。
そして、少年アランの父親と大人になったアランを狙うハンターのヴァン・ペルトを演じているのが同じ俳優さんというのも、アランが乗り越えるべきものという意味合いを強くしているように思えます。
最後はみんな、ハッピーエンドで素晴らしかったです^^
まとめ
引用元:「ソニー・ピクチャーズ公式」より
【ジュマンジ】は、ハラハラドキドキとグッとくる感動の両方を味わえます。
- ゲームによって次から次へと巻き起こる試練にずっとハラハラドキドキで飽きずに見れる
- 4人がどうやって試練を乗り越えて行くのか目が離せない!
- ジュディやピーターの子どもたちの活躍にも注目
- 父親と息子の絆に胸を打たれます
子どものころから見ていいた大好きな映画のひとつです。
しっちゃかめちゃか色々巻き起こって最後はハッピーエンド!!
やっぱり気持ちいいですね^_^
個人的に、警察官になった元工員のカールにも注目して欲しいです。
彼は作品内では、コメディ要員として活躍してくれますよ!
というか、正確には彼の愛車のパトカーですが。
事あるごとにどんどんボロボロになっていくパトカーが、最終的には巨大植物に食べられちゃうというオチ・・・(T_T)
ぜひ、映画を見た際は注目してみて下さい(笑)
それでは。