【映画】「ペネロピ」豚の鼻と耳を持った女の子の成長とラブストーリー

映画「ペネロピ」の画像
引用元:「映画.com」より
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仕事から帰った後とかでゆったり見れる映画がみたいなぁ

ちょこはれ

1日エネルギーを使った後の癒しの映画って大事

そういう時に、ハラハラするアドベンチャーものや、バトルあり爆発ありのアクションものはなんだか気疲れしていまいます。

かといって号泣レベルの感動ものも体力消耗しますし、バッドエンドも後味が悪くてちょっと、、、。

「良かったね~」くらいの温度感で終われる映画が、一番気持ちよく見終われるんですよね。

という訳で今回は、

【映画】「ペネロピ」

をご紹介します!

目次

【ペネロピ】の作品紹介

映画「ペネロピ」の画像
引用元:「映画.com」より

作品情報

  • 公開年:2008年
  • 製作国:イギリス・アメリカ映画
  • 日本公開:2028年3月1日
  • 時間:約101分
  • ジャンル:ファンタジー、ラブストーリー、コメディ
  • 監督:マーク・パランスキー
  • 興行収入:2120万アメリカ合衆国ドル

先祖がかけられた魔女の呪いによって、生まれたときから豚の鼻と耳を持って生まれてしまった

女の子「ペネロピ」。

彼女の恋と成長をキュートに、そしてコメディタッチに描いたファンタジーラブストーリー。

監督のマーク・パランスキーは、これが長編デビュー作とのこと。

あらすじ

イギリスの名家であるウィルハーン家のお嬢様であるペネロピは、先祖が魔女の呪いにかけられかせいで、豚の鼻と耳を持って生まれます。

それにショックを受けた母親は、世間の目からペネロピを守るため、彼女を死んだことにしてしまいました。

それ以来、お屋敷から一歩も外に出ることなく英才教育を受けて育つペネロピ。

呪いを解く唯一の方法は「ウィルハーン家と同等の名家の子息が、ペネロピに真実の愛を誓うこと」。

呪いを解くため、母親は18歳になったペネロピに見合いをさせ始めます。

しかし、結果はみんな一様にペネロピに顔を見ては恐れて逃げ返ってしまい、上手くいかない日々が続きます。

それから、7年後。

ウィルハーン家のスクープを狙う新聞記者により、名家のおちぶれ子息マックスがお見合いとして送り込まれるのですが、、、。

【ペネロピ】の登場人物&キャスト

ペネロピ(クリスティーナ・リッチ)

主人公のペネロピは、生家ウィルハーン家の呪いで生まれながらにして豚の鼻と耳を持って生まれてきた女の子。

お見合い漬けの毎日と人生最大の失恋を経験し、家を出ていくことを決意しますが・・・。

演じるのは、クリスティーナ・リッチ。

彼女は子役のころから活躍している女優さんです。

子役時代には「アダムスファミリー」のウェンズデー役や「キャスパー」などに出演。

主な出演作品には「モンスター」(03)、「スリーピー・ホロウ」(99)、「バッファロー66」(98)が

あります。

ジョニー・”マックス”・マーティン(ジェームズ・マカヴォイ

落ちぶれた名家の子息で、金に困っているところを記者のレモンに声を掛けられウィルハーン家に送り込まれることに。

そこで初めてペネロピと出会い、交流を重ねていきますが・・・。

演じるのは、ジェームズ・マカヴォイ

「ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女」(05)や「ラストキング・オブ・スコットランド」(06)に出演している、イギリス出身の俳優さんです。

アニー(リース・ウィザスプーン

ペネロピが初めての外の世界で、初めてできた友達。

無知なペネロピにたくさんの世界を見せてくれます。

演じるのは、リース・ウィザスプーン

「キューティーブロンド」(01)で主演をした有名な女優さんです。

その他のキャスト人たち

ジェシカ・ウィルハーン(キャサリン・オハラ)・・・ペネロピの見合いにやっきになる過保護な母親。

レモン(ピーター・ディンクレイジ)・・・ウィルハーン家の秘密を付け狙う新聞記者。

フランクリン・ウィルハーン(リチャード・E・グラント)・・・ペネロピの父親。

エドワード(サイモン・ウッズ)・・・ペネロピの顔を見るや逃げ出したお見合い相手。

【ペネロピ】の感想 ※ネタバレあり

温かいラブストーリーと個性的でかわいいファッション

「ペネロピ」の魅力は、まずは素直でチャーミングなヒロインと個性的でかわいいファッションです。

ファッションや雰囲気、全体の世界観がなんとも映画「アメリ」を思わせるような個性的かつほんわか感があり、舞台は現代のイギリスでありながらファンタジー感を演出しています。

それを着こなすクリスティーナ・リッチ扮するヒロインのペネロピ。

豚の鼻を耳を付けたクリスティーナ・リッチが、またかわいいんですよ~( *´艸`)

変な意味でなく、違和感がないんですよね。彼女も、もともとかわいい顔立ちをしているからだと思いますが。

どうして、男たちが窓ガラス突き破って逃げていくのかわかりません。(途中で、強化ガラスで対策されてましたが(笑))

そしてペネロピの前に現れるのが、ジェームズ・マカヴォイ演じる名家の落ちぶれ子息のマックスです。

このマックスも、賭博場で新聞記者に声をかけられるわけですが、なんとも冴えない感じです^^;

お金で雇われてペネロピの見合い場に訪れ、偶然にもペネロピと交流を深めていきますが、ペネロピのプロポーズを断ったときは

ぉおおおいいっっ!!!

っと最初は、突っ込みを入れてしまいました。

しかし、彼の正体が名家ではなく、庶民の息子という事を聞いて納得。

なるほど。自分では、ペネロピの呪いを解くことが出来ない。

その彼の不器用なやさしさが、また胸にぐっとくるんですよ。

ジェームズ・マガヴォイもまた、夢に破れ冴えない不器用なやさしい男、という役どころにぴったり

はまっています。

最後に、誤解が解けて結ばれた二人を見ると、ほっこりやさしい気持ちになりました。

ちょこはれ

やっぱり、ハッピーエンドは気持ちいい!!

本当の自分自身を愛すること

ラブストーリーに加えて、ペネロピ自身の成長です。

幼い頃から外で友達と遊ぶことも許されず、呪いを解くため、よい結婚相手を見つけるため頑張ってきたペネロピ。

「それは、あなたの鼻じゃないの。本当のあなたは違うのよ」

母親からそう言われてきたペネロピ。

考えてみると、正にこの言葉こそが❝呪い❞だったように思います。

相手は良かれと思って言っていることでも、自分を縛り付けてくる言葉はたくさんあります。

きっと、たくさんの人も感じていることなのではないかと思います。

自分は可哀想だなんて思ってないのに哀れまれたり、頑張っているのに「頑張れ」と言われたり、、、

わたし自身も、相手から責められるのは、上手くいかないのは自分の努力が足りないからだ。

だから、頑張らなきゃいけないんだ。と思ってしまうタイプの人間です。

頑張ることは素晴らしいし、向上心があることもいいことです。

しかし、それはある意味、今の自分を全否定することでもあると思います。今の自分では、ダメだから頑張るんだと。

今の自分を否定されることで、今の自分をずっと受け入れられない。

それが、他人だろうと自分自身であろうとです。

だけど、ここにいるのは紛れもない自分自身でしかない。

ペネロピは、最後に自分自身を愛せるようになります。「私は私が、好き」

そして、呪いが解かれます。“名家の人間”がペネロピを愛したのですから。

つまり、呪いは自分が気がつけばいつでも解くことが出来たというわけです。

その呪いに気づくことが難しいことでもあり、いまだに気づくことさえ出来ない人もたくさんいるのでは無いかと思ってしまいます。

まとめ

「ペネロピ」をおすすめしたい!

  • ヒロインのかわいさやファッション、おしゃれな世界観に注目!
  • 温かいラブストーリーに癒される
  • いろいろな意味で”呪い”にもがくヒロインに共感
  • コメディタッチで楽しく見れる

あまり触れませんでしたが、ペネロピが屋敷を抜け出して、女友達と街を遊ぶシーンも楽しいです。

女の友情ですね。リース・ウィザスプーンも良い演技をしています。

全体的に、コメディタッチのファンタジーなので変に気負わず楽しめる映画だと思います。

気になったら、ぜひ見てみてください。

それでは。

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